第6位 目の温泉 貝掛温泉 (新潟県湯沢町)
めのおんせん かいかけおんせん
民芸調の落ち着いた宿
目に優しいぬる湯の露天風呂
新潟の名酒が勢ぞろい
目に優しい滋味あふれる郷土料理が並ぶ
◆口コミ
【JTB】食事86/温泉89/総合評価91/100点満点 全58件
【じゃらん】食事/4.6/温泉4.5/総合評価4.4 全294件
【楽天】食事4.25/温泉4.63/総合評価4.25 全158件
【トリップアドバイザー】総合評価4.5点 全75件
◆秘湯っ子の評価
お風呂 ☆☆☆☆☆ 4.8
食事 ☆☆☆☆☆ 4.6
部屋・設備 ☆☆☆☆ 4.4
サービス ☆☆☆☆☆ 4.7
また行きたい ☆☆☆☆☆ 4.6
春夏秋冬、季節を変えて4泊した評価です。家族は10泊以上しています。
◆ポイント
新幹線の駅からも、高速のインターからも近く、首都圏から手軽に行ける秘湯の一軒宿。お湯はぬるめで夏でも長湯ができる。無色透明で一見あまり特徴のないお湯に見えるが、長湯するとその良さが分かる。ぬる目でも出た後に体の芯からポカポカする。春は新緑・夏は避暑・秋は紅葉・冬は大雪で雪見露天風呂。季節によって趣が異なるので、リピートしたくなる温泉。
「眼の温泉」というのは、とくに白内障に効くとの噂。目を洗ってみると、確かに視界がくっきりしてくる。ウェルカムドリンクでは、暖かい目薬の木のお茶、お風呂上りには冷たいお茶が用意されている。
山の幸・川魚等地の素材を使い、趣向を凝らした料理。新潟の地酒も豊富。高級魚ミニのどぐろが朝食に必ず出る。夕食の別注料理では仕入れがあればのどぐろの塩焼きを注文できる(1匹4,000円~5,000円前後、時価)。秘湯宿では、岩魚の塩焼きが出るところが多いが、ここが一番美味しかった。米どころなので、ごはんが一味も二味も違うのはもちろん、昼食の蕎麦もうまい蕎麦屋並においしいとのこと(母談)。おススメは、新米・新酒の11月頃。冬の牡丹鍋も美味。売店で販売している上善如水の化粧水もおススメ。
普段日本酒を飲まない方でも、本場のお酒は美味しいと感じるはず。利き酒セットが何種類かあるので、是非お試しを。手ごろな価格でトータルバランスが良いので、ネット上の評価も高く、万人受けする宿。家族が退院後の療養のため1週間滞在したが、まった飽きることがなく、帰るのが嫌になったとのこと。また、家族の追加情報では専属の整体師さんの腕が良かったとのこと。お正月の宿泊では、おせちのお土産が出て、大変おいしかったとのこと。
冬はリフト券が安くなるスキー&スノボープランあり。
◆マイナス
標準の客室は3人を超えると狭め。部屋によっては景色が見にくいという意見あり。源泉はぬる湯のため、夏は長居する人が多くポジション取りに困ることも。逆に冬は寒いので、加温風呂が混雑。料理は目に優しい素朴なメニューなので若い人にはやや不向き。最近は外国人客も増えた。季節によっては団体客と当たる場合があり、静かな宿が一変することも。
◆宿情報
1泊2食付 14,190 円~19,590 円 お一人様OK 日帰り入浴〇
〒949-6211 新潟県新潟県南魚沼郡湯沢町三俣686 地図
関越自動車道 湯沢ICから国道17号線約15分
東京から上越新幹線1時間20分で越後湯沢へ。
越後湯沢駅東口→バス浅貝苗場プリンス行約20分貝掛温泉入口下車→徒歩約10分、 タクシーで3,000円。
最寄りのバス停からの送迎あり
温泉:男女別内湯各2 露天各1+1
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
源泉:泉温36.8度 湯量400L/分
態様:源泉掛け流し 露天の奥の「熱めの湯」と内湯の半分は加温
お風呂は19:30~男女入替え制。混浴なし。
深夜は加温浴槽のボイラーが止まります。
第7位 姥湯温泉 桝形屋 (山形県米沢市)
うばゆおんせん ますがたや
断崖絶壁にそびえ立つ一軒宿
新しく快適な和室
濃厚な硫黄泉のにごり湯
米沢牛をメインにした山の御馳走
◆口コミ
【楽天トラベル】総合4.9点 全6件
【るるぶトラベル】総合4.3点 全7件
【トリップアドバイザー】総合4.0点 全22件
◆秘湯っ子の評価
お風呂 ☆☆☆☆☆ 4.7
食事 ☆☆☆☆☆ 4.6
部屋・設備 ☆☆☆☆ 4.4
サービス ☆☆☆☆☆ 4.5
また行きたい ☆☆☆☆☆ 4.7
1階の客室に1泊した評価です。家族はリニューアル前後で2泊しています。
◆ポイント
東北道「飯坂IC」から1時間10分。峠駅から30分以上対面通行不可の山道を上って行くと標高1,300mの断崖絶壁の山肌に建つ宿が見えてくる。ロケーション的には究極の秘湯であるにもかかわらず、泉質、設備、食事ともに申し分なく人気の温泉。
少し前まで灯りが裸電球だけのボロ宿だったが、全面改築されてた後は、自家発電の宿にもかかわらず洗面台、洗浄式トイレ、テレビありの山奥とは思えない充実した宿に生まれ変わった。
温泉は濃厚な酸性×硫黄のにごり湯で乳白色×淡いブルー色。今にもがけ崩れが起こるのではないかというスリリングな岩肌に囲まれた露天風呂。「絶景風呂」の定義が他とは少し異なるが、見ていて飽きない。日帰り入浴時間帯の混浴はとても混んでいるので、女性はもちろん、ゆっくりしたい男性も宿泊がおすすめ。売店ではオリジナルの湯花を販売しており、自宅でも同じお湯を楽しめる。
食事は、米沢牛の鉄板焼き、鯉こく、岩魚の塩焼き、山菜等、山奥とは思えない充実したメニューで、味付けも上々。米沢牛は追加注文できるのも大食漢には嬉しい。20年前に宿泊した母は、設備も料理も以前との変わりようにビックリ仰天していた。
◆マイナス
送迎を利用すれば別だが、車でも電車でもアクセスが容易でない。運転初心者は特に難関。
部屋はやや狭い。内湯が小さく、洗い場も少ないため、内湯でゆっくりしたい人は落ち着かないかもしれない。露天風呂は夜間入浴不可なのが少し残念。
ここに限ったことではないが、山の温泉なので6月以降、夏場はアブに注意。
◆宿情報
期間限定営業:4月下旬~11月上旬
1泊2食付 13,542 円~14,730 円 お一人様OK 日帰り入浴〇
住所:〒992-1303 山形県米沢市 大沢姥湯1 地図
東北自動車道福島飯坂ICより国道13号線、板谷経由33km、約70分。
JR東北新幹線「福島駅」乗換・JR奥羽本線米沢行「峠駅」下車、8キロ徒歩2時間、 宿泊客のみ送迎あり(要予約)。峠駅からはタクシーが拾えるのか不明です。
山形新幹線「米沢駅」からタクシーで1時間、約1万円。
温泉:内湯2 女性専用露天風呂1 混浴露天風呂2
泉質:酸性単純硫黄泉
源泉:泉温51.1度 湧出量300L/分
態様:源泉掛け流し、加水・加温なし
*バスタオル巻OKなので、宿泊中の混浴露天風呂の難易度は★★
第8位 奈良田温泉 白根館 (山梨県早川町)
やまなしけん ならだおんせん しらねかん
南アルプスのふもとの一軒宿
湯治宿らしい素朴な本館
トロトロ・ヌルヌル 日によって変化する七不思議の湯
酒の肴になる ジビエ料理が中心
◆口コミ
【トリップアドバイザー】総合評価4.0 全151件
◆秘湯っ子の評価
お風呂 ☆☆☆☆☆ 4.8
食事 ☆☆☆☆☆ 4.7
部屋・設備 ☆☆☆☆ 4.0 (本館)
サービス ☆☆☆☆ 4.0
また行きたい ☆☆☆☆ 4.7
本館に宿泊した評価です。
◆ポイント
南アルプス街道の最奥にある秘湯。日本一人口の少ない町(早川町)の集落にあり、周辺には民家が立ち並ぶ。高速インターからかなり遠いが、道は整備されており、街道沿いに面しているので、降雪していなければ運転にも問題ない。
館内は山の宿らしい民芸調で、ご主人が仕留めた鹿や熊の剥製が並んでいる。部屋は湯治場風でやや狭いが(新館はトイレ付でやや広め)、窓から見える山の景色は素晴らしい。
食事はその時によって猪、鹿、熊とジビエ料理が並ぶ。山里らしい素朴な郷土料理だが、味付けも良く、満足度は高い。
温泉は天候条件によって色が変化する「七不思議の湯」と呼ばれ、トロトロ・ヌルヌルの癖になるお湯でいつまでも入っていたくなる。近隣では随一の泉質。
◆マイナス
本館の部屋は一人なら十分だが、2人以上だと狭め。トイレ付を希望ならば新館を。何事もなければ気にならないが、接客に関しては細かい気遣いに欠けるという意見あり。
ジビエ料理がメインなので、苦手な食材に当たる場合があるかもしれない。
◆宿情報
1泊2食付 本館11,500円~ 新館15,500円~ お一人様OK 日帰り入浴〇
〒409-2701 山梨県南巨摩郡早川町奈良田344 地図
・中央道「甲府南IC」下車、笛吹ライン ~ 富士川大橋 ~ R52~南アルプス街道経由、1時間30分・中部横断道「増穂IC」下車、R52~南アルプス街道経由、1時間10分・新東名道「新清水IC」又は東名道「清水IC」下車、R52~南アルプス街道経由、3時間 *増穂~丸山林道は悪路なのでおススメできません。冬季(12月~5月下旬)通行不可
◆温泉情報
温泉:男女別浴室各1 内湯2 露天2
泉質:含硫黄ーナトリウム―塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
源泉:泉温49.8度 湧出量63~70L/分
態様:源泉掛け流し・加水加温なし
*混浴はありません
第9位 青根温泉 湯元 不忘閣 (宮城県白石市)
あおねおんせん ゆもと ふぼうかく
天守閣の様な青根御殿
出典:[秘湯宿.com]
快適な西館の客室
殿様気分になれる貸切風呂
手の込んだ繊細な料理が並ぶ夕食
◆口コミ
【楽天】食事4.0/温泉4.6/総合評価3.83 全30件
【じゃらん】食事4.7/温泉5.0/総合評価4.7 全239件
【トリップアドバイザー】総合評価4.5 全34件
◆秘湯っ子の評価
お風呂 ☆☆☆☆☆ 4.7
食事 ☆☆☆☆☆ 4.8
部屋・設備 ☆☆☆☆☆ 4.6(西別館)/3.0(階段上の部屋)
サービス ☆☆☆☆ 4.4
また行きたい ☆☆☆☆☆ 4.5
階段の多い最上階の部屋と1階西別館のリフォームされた部屋に宿泊した評価です。
◆ポイント
代々伊達家の湯守を務めてきた歴史ある宿。伊達政宗公も入浴したという歴史ある風呂や、蔵を改装した総ヒノキ造りの風呂等、湯殿の佇まいは芸術的。日帰りNGかつ部屋数も少ないのため、ほとんどを貸切状態で楽しめる。お湯は無色透明の単純泉だが、ゆっくり浸かっているとじわじわと良さが分かってくるタイプの温泉。
館内はかなり古いが、1階西館の部屋はリフォームされており、洗面台・洗浄式 トイレ付で快適。こちらの西館はかなりコスパが良い。窓からは中庭の池と青根御殿が見える。
食事は趣のあるレトロな個室で。一品ずつ丁寧に調理された懐石風のメニューが並ぶ。牛鍋、伊達家の家紋の入った「伊達椀」、手打ち蕎麦が定番メニュー。
湯上り処には、地酒「蔵王」の一升瓶やおつまみが用意されており、太っ腹なサービスとゆっくりくつろぐスペースが確保されている。
青根御殿と呼ばれる建物には伊達家のお宝や文豪直筆の書簡が展示されており、朝食後にはミニツアーが開催される。歴史ファンでなくとも一見の価値あり。
◆マイナス
西館以外は部屋の設備が不十分。上階の部屋は長い階段(最長90段)があり、お風呂と食事処までの移動が大変。上階は使用されていない部屋が多いので、雰囲気が暗い。階下の共同トイレは和式のみなのが不便。空きがあれば絶対に西館がおすすめ。
夕食は、離れた厨房から食事処まで1品ずつ運ばれてくるため、宿泊客が多いと食事に2時間近くかかることがある。接客はのんびりマイペースな感じ。
◆宿情報
1泊2食付 14,850 円~19,050 円 お一人様OK 日帰り入浴×
〒989-0908 宮城県柴田郡川崎町青根温泉1-1 地図
東北自動車道白石ICから40分、山形自動車道宮城川崎ICから15分。
JR東北新幹線白石蔵王駅下車、路線バスで遠刈田温泉行き、遠刈田温泉まで送迎 あり(要連絡)。
◆温泉情報
温泉:男女別大浴場2 貸切1~3 内湯5 半露天1
泉質:弱アルカリ性単純温泉
源泉:泉温52度 湯量274L/分
態様:源泉掛け流し・加水加温なし
*混浴なし
*宿泊人数によって貸切利用できるお風呂が異なります
第10位 大丸温泉 大丸温泉旅館(栃木県那須町)
おおまるおんせん おおまるおんせんりょかん
客室から見える雲海
乃木将軍展示コーナー
川をせき止めた露天風呂
和洋折衷月替わりのメニュー
◆口コミ
【JTB】食事87/温泉91/総合評価88 全41件
【楽天】食事4.2/温泉4.89/総合評価4.58 全210件
【じゃらん】食事4.6/温泉4.8/総合評価4.6 全388件
【るるぶ】食事4.5/温泉4.7/総合4.5 全15件
【トリップアドバイザー】総合評価4.5点 全63件
◆秘湯っ子の評価
お風呂 ☆☆☆☆ 4.4
食事 ☆☆☆☆☆ 4.6
部屋・設備 ☆☆☆☆☆ 4.7
サービス ☆☆☆☆☆ 4.6
また行きたい ☆☆☆☆ 4.4
*標準的な客室に2回宿泊した評価です。
◆ポイント
首都圏から近くアクセスの良い一軒宿の秘湯。黒磯駅・那須塩原駅からは、各旅館・ホテルへのシャトルバスもあり、電車でも利用しやすい。
山奥にもかかわらず、館内は綺麗で、設備も充実、至れり尽くせりのサービス精神を感じる。全館禁煙で、ロビー脇に密閉された喫煙室があるので、嫌煙家にも配慮されている。
窓の外には標高1300mの雲上の景色が広がっている。ここの自慢は何と言っても川をそのまま堰き止めてある大露天風呂。混浴だが、バスタオルを巻いて入ることができるので、混雑する季節でなければ女性でも気兼ねなく入ることができる。
内湯の源泉は、那須の御用邸にも引かれている。ロビー脇で飲泉も可能。
夕食は、栃木和牛や洗練された和洋折衷の創作料理でどれも美味。旅館の公式サイトには毎月の献立が掲載されているので、それを参考に。お酒の種類もかなり豊富。ちなみに、ハーゲンダッツの自販機もあります。
一番安い部屋は1泊1万5,000円台からとリーズナブルだが、最近リニューアルされ、全体的に部屋のランクがアップされた。ちょっと贅沢をしたいときにはお風呂付客室もある。「まなごの部屋」が人気。お一人様のご利用も歓迎されているので、那須岳登山の基地としても利用しやすい。すぐ隣にスキー場もある。
◆マイナス
普段は貸切状態のことが多いが、混浴露天風呂は女性専用時間がないため、紅葉シーズンの週末等は混んでいて利用しにくいという意見あり。露天風呂は大きいが、周りを建物で囲まれているので、思ったよりも解放感が少ない。
山奥とはいえ、大型旅館なので人の往来が多く、混んでいる時期は落ち着かない。再訪時、朝食は以前よりも改善されたが、夕食はメニューによって好みが分かれるかもしれない。リニューアル後は平均価格帯がアップしたので、コスパはやや落ちたように感じる。とはいえ、那須方面ではイチオシの宿です。
◆宿情報
1泊2食付 16,000 円~21,000 円 お一人様OK 日帰り入浴〇
〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本269 地図
東北自動車道那須ICから県道17号線経由約30分。
JR東北新幹線那須塩原駅下車、バス60分。
温泉:内湯3 露天5
泉質:単純泉
源泉:温度39~72度 湯量170L/分
態様:源泉掛け流し・時期により露天は一部加温
混浴露天風呂は、バスタオルの軍艦巻きOKです。
冬季は奥の露天2つが閉鎖されます。
*混浴大露天風呂の入浴難易度は、★です。
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Toukyouで温泉に行きました。当たり
畠中様
どちらの温泉だったでしょうか。
「当たり」ということで、楽しい旅行になったようで何よりです。
管理人