源泉掛け流し・一軒宿だけじゃない。食事だっておいしい秘湯の宿。

「日本秘湯を守る会」ホタル観賞プランのある宿




→長野県高山温泉郷　蕨温泉　村営　「ふれあいの湯」（立ち寄り湯）



【栃木県那須町】

冬はすぐ目の前がスキー場、夏は1時間半で登れる百名山那須岳（茶臼岳）の登山、九尾狐伝説のある殺生石に那須与一が崇敬した温泉神社、秋は美術館巡りに黒毛和牛の那須牛ステーキ。那須御用邸もあるため、洗練された大人のリゾート地です。

→栃木県那須町　道の駅「友愛の森」のレストラン「なすとらん」

→栃木県那須町　「エミールガレ美術館」

→栃木県那須町　「那須温泉神社」


「日本秘湯の宿」のお勧めは、乃木将軍も愛したという、川を丸ごと堰き止めて露天風呂にした「大丸温泉（おおまるおんせん）旅館」です。混浴ですが、タオルの軍艦巻きで入れるので、女性でも安心。もちろん、源泉掛け流し100％。標高1600mの宿は、雲上の景色を窓から見ることができます。アメニティーもサービスも至れり尽くせり。那須牛のコースが1万5000円前後とリーズナブルで、ちょっと贅沢をしたい場合には足湯＆客室露天風呂付特別室もあります。夕食は秘湯っ子の評価5.0点満点です。

→栃木県那須町　大丸温泉「大丸温泉旅館」その１（お部屋＆お風呂）

→栃木県那須町　「大丸温泉旅館」　その２（食事編）





【福島県南会津郡下郷町　大内宿】

大内宿は、会津と日光を結ぶ会津西街道の宿場として、江戸時代には参勤交代の大名行列や旅人でにぎわった集落です。 現在も約50軒の茅葺の民家が並約500メートルの通り沿いには、食事処や民芸品店が軒を連ねます。ネギをお箸の代わりに掬って食べる「高遠そば」や、お饅頭を天ぷらが有名です。重要伝統的建造物群保存地区として選定された町並みは、昔の面影がそのまま保存されており、まるでタイムスリップしたかのよう。シーズンは4月〜11月で、多くの人が訪れますが、雪の季節も東北独特の静けさを味わうにはとても情緒のある場所です。

→福島県 大内宿「三澤屋」（蕎麦）


大内宿付近で秘湯っ子お勧めの「日本秘湯を守る会」の宿は、「元湯甲子温泉（かしおんせん）　旅館大黒屋」です。阿武隈川源流に建つ宿は、お水も美味しく、夜は野生のテンが訪れるほどの自然環境。都会の喧騒を忘れて癒されたい方にはぴったり。お風呂は、プールくらいの広さのある大岩風呂が自慢です。食事は白河牛のせいろ蒸し、岩魚やイトウのお造りなど、都会では味わえない山里料理に舌鼓。大内宿まで車で30分。那須の大丸温泉からも同距離なので、はしご湯も楽しめます。

→福島県　元湯甲子温泉　「旅館大黒屋」（宿泊）

→福島県　甲子温泉元湯「旅館大黒屋」（立ち寄り湯）