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登山と秘湯巡りがライフワークの家族に連れられて、「日本秘湯を守る会」の宿を中心に全国のかけ流しの秘湯巡りをしています。お湯良し、食事良しの温泉宿を求めつつ、おすすめの温泉をご紹介しています。 >>日本秘湯を守る会入湯記録&一言 >>都道府県別入浴レポート
ここだけ!の宿
こんな温泉は日本でここだけでしょ?
というインパクトの強い宿を集めてみました。
【目次】
◆標高2000m 雲上の絶景野天風呂
◆紅葉の時期は最高! 絶景露天風呂
◆部屋から雲上の景色が見える宿
◆周囲は3,000m級の山々 標高日本一の宿
◆入浴できるまで徒歩2日! 究極の秘湯
◆露天風呂で猿と戯れる宿
◆野生動物に遭える宿
◆ホタルの飛び交う宿
◆源泉数日本一の宿
◆露天風呂の表面積日本一の宿
◆湧出量日本一の宿
◆入りたいのに入れない温泉NO.1
◆映画のロケ地になった宿 3連発
【標高2000m 雲上の絶景野天風呂】
標高2000mの山の崖っぷちギリギリにある野趣あふれる野天風呂。
2000mというと、富士山の五合目に相当する高さ。
自然との一体感がたまりません。夜空の星にも手が届きそうです。
2人サイズなので、絶景を独り占め、二人占めできます。
お湯がこぼれると、地面がスケートリンクのようになってしまい、
危険ということで、冬は氷点下7度以上でないと入れませんが、
それでも入りたがる猛者が多く、名物風呂となっています。
冬は一般車両で行くことはできず、途中のスキー場から雪上車に乗り換えて
宿に向かいます。それほど雪が深い場所です。
もちろん、部屋からの眺めも最高です。
「日本秘湯を守る会」会員。
→高峰高原 高峰温泉 宿泊レポ お風呂編
【紅葉の時期は最高! 絶景露天風呂】
標高1,100m。栗駒山秋田側にあるおしゃれなリゾートタイプのホテル。
目の前にはパノラマの絶景が広がっています。
5月~10月末までの期間限定営業で、シーズン中は大人気のため、
ハガキでも申込で抽選になるほどです。
毎分6000Lの豊富な湯量、うっすらと白濁した酸性泉のにごり湯。
もちろん、源泉掛け流しです。
→秋田県 須川温泉 「栗駒山荘」入浴レポ。
【部屋から雲上の景色が見える宿】
標高1300mの那須茶臼岳の麓に建つ温泉宿。
朝、窓を開けると眼下には雲上の景色が広がっています。
この温泉のお湯は、那須の御用邸にも引かれています。
景色だけではなく、お風呂良し、食事良しの人気の宿です。
「日本秘湯を守る会」会員。「まっとうな温泉」掲載。
→栃木県那須町 「大丸温泉旅館」お部屋&お風呂編 宿泊レポ
→栃木県那須町 「大丸温泉旅館」お食事編 宿泊レポ
【周囲は3,000m級の山々 標高日本一の宿】
標高2410mの室堂平に建つ宿。目の前は3,003mの霊峰立山雄山。
ここは本当に日本ですか?と言いたくなってしまうような絶景。
宿の周りでは当たり前のように雷鳥が歩いていて、運が良ければオコジョに
まで遭遇してしまう標高日本一の秘湯宿。
温泉はにごり湯の硫黄泉。お風呂の窓からも、大日連山を見ることができます。
人気があるため、週末は半年前から予約でいっぱい。
4月中旬~11月下旬までの期間限定営業。
「日本秘湯を守る会」会員、「まっとうな温泉」掲載。
→立山町 室堂 みくりが池温泉 宿泊レポ
【入浴できるまで徒歩2日! 究極の秘湯】
標高2285m。ここにたどり着くまでには、3,000m近い山々を乗り越えて
行かなければなりません。
本格登山の装備は当然、技術・体力ともに万全でなければ
たどり着けない温泉です。
7月上旬~9月末までの期間限定営業。
→立山町 雲ノ平&高天原温泉 レポ
【露天風呂で猿と戯れる宿】
温泉と野生動物といえば、真っ先に思い浮かぶのがお猿さん。
目を閉じてじっとお湯に浸かっている様子は、
まるで瞑想中のおじいさんのようです。
宿のすぐ近くには、地獄谷野猿公苑があるので、
露天風呂の周りを猿が悠然と歩いています。
一緒に入りたいけれど、ちょっと怖いかも。
でも、人には慣れている申なので大丈夫です。
日本人よりも、外国人観光客に大人気の温泉。
宿へは上林温泉の駐車場から徒歩30分ほどかかります。
参考サイト:地獄谷野猿公苑
【野生動物に遭える宿】
野生動物は猿だけじゃありません。
キツネにテンが、あなたの夕食の残り物を食べに目の前までやって来ますよ。
先ほどの雲上2.000mの野天風呂のある高峰温泉では、夕食時、窓の下に野生の
キツネやテン、アナグマが次々と餌を食べにやってきます。
「日本秘湯を守る会」会員、「まっとうな温泉」にも掲載。
→高峰高原 高峰温泉 宿泊レポ お食事&動物編
また、福島県の旅館大黒屋でも、ロビーの窓のすぐ傍まで野生のテンが
次々に姿を見せます。
どちらの温泉もお風呂が素晴らしいだけでなく、ついでに動物も見れてしまうので
一粒で二度おいしい温泉宿です。
「日本秘湯を守る会」会員、「まっとうな温泉」にも掲載。
→ 福島県 元湯甲子温泉 旅館大黒屋 (宿泊レポ)
【蛍の飛び交う宿】
宿からバスでホタルを見に行こう♪という企画のある温泉は数多くあれど、
敷地内でホタルを観察できるという温泉はそれほどないかもしれません。
人里離れた環境に広大な敷地を持つ宿なら、それも可能です。
→「日本秘湯を守る会」でホタル観賞プランのある宿
修善寺からほど近い場所にある船原地区はホタルの名所です。
ここ、船原温泉にある「山あいの宿うえだ」は2000坪という広大なの庭園を持ち、
客室はたった7室という静かな環境。
庭園を眺めながら入ることのできる大きな露天風呂も貸切可能。
運が良ければ、温泉に浸かりながらホタルに遭遇できるかもしれません。
「日本秘湯を守る会」会員。
東京から2時間。群馬県の下仁田にある「清流荘」。
2万㎡の敷地の中に、庭園・猪鹿雉牧場・農園・自然遊歩道・山・川
まであります。
離れの部屋からは、ホタルの光が輝いて見えます。
「日本秘湯を守る会」会員。
【源泉数日本一の宿】
源泉数36!多すぎて温泉には浸かっていない源泉もあるほど。
お風呂の数も、内風呂14、露天風呂8つと、1泊ではとても入りきれない。
日帰り入浴ができるのは、たったの2つの浴槽だけなので、
宿泊しないとそのスケールの大きさは分からない宿。
夏は温水プールもあり、スノコに寝転がって地熱温泉を堪能しながら
満天の星空も眺めることのできる、究極の秘湯。
4月下旬~11月下旬までの期間限定営業。
「日本秘湯を守る会」会員、「源泉湯宿を守る会」会員。
→中房温泉(宿泊レポ)
【露天風呂の表面積日本一の宿】
温泉の数も多いですが、日本一というのは露天風呂の表面積。
メインの混浴露天風呂は畳250畳分の広さ。
つまり、1畳に1人入ったとしても、250人は余裕で入れるというわけです。
とにかくスケールの大きさに圧倒される温泉です。
すぐ横には渓流が流れており、目の前には槍ヶ岳も。
大露天風呂は混浴主体なので、ちょっと・・・と思われるかもしれませんが、
女性専用露天も広々としていて、他に貸切風呂と内風呂もあります。
「日本秘湯を守る会」会員、「源泉湯宿を守る会」会員、
「まっとうな温泉」掲載。
【湧出量日本一の宿】
日本一シリーズが続きますが、お湯がドバドバ出ると言えば、
思いつくのは秋田の玉川温泉。
ですが、ここ、中ノ沢温泉は、134,000L/毎分で、玉川温泉9000L/毎分を抜き、
単独口湧出量日本一になりました。
原生林に囲まれた露天風呂と郷土料理・山里料理は口コミ評価も高いです。
「日本秘湯を守る会」会員、「まっとうな温泉」掲載。
→福島県 中ノ沢温泉 御宿万葉亭の詳細
【入りたいのに入れない温泉NO.1】
入りたくても入れないというのは、女性限定です。
女性の入浴難易度は★★★★★
ここ、法師温泉長寿館の名物は、鹿鳴館風の幻想的な湯殿ですが、
夜の2時間以外は混浴。
お湯は透明、タオル巻はもちろんできず、湯船には常に男性客がいます。
だからと言って、この「法師乃湯」に入らなければ宿の魅力は半減。
女性専用時間帯は真っ暗なので、せっかくの雰囲気を味わうには、
昼間の時間帯に何としても入りたい温泉です。
→法師温泉 長寿館 混浴デビュー日帰り入浴のレポ
→法師温泉 長寿館(2連泊のレポ) 1泊目 2泊目
【映画のロケ地になった宿】
伊豆といえば、伊豆の踊子。
川端康成ゆかりの「湯ヶ島温泉 湯本館」と、「湯ヶ野温泉 福田家」は
ともに「日本秘湯を守る会」の秘湯宿です。
「湯本館」は、伊豆の踊子を執筆する際に川端康成が定宿にしていましたが、
「福田家」の方は歴代伊豆の踊子の映画ロケ地にも使われた宿です。
ロビーの横には、伊豆の踊子資料館があり、若き日の吉永小百合さんと
川端康成氏が談笑している写真も飾ってあります。
上の画像は主人公が宿泊していた部屋の向かいにある共同浴場。
主人公は、この部屋から踊り子さんの姿を見たという設定になっています。
→湯ヶ野温泉 福田家 宿泊レポ
お部屋&お風呂&伊豆の踊子資料館 お食事編
北野武監督の映画「HANABI」で、主人公(北野武)と不治の病を持つ妻
(岸本加世子)が最後の旅に出るというシーンで出てくる雪深い温泉宿。
北野監督のイメージに合う温泉を探していたスタッフが、
2年がかりでやっとこの宿を探し当てました。
宿の主人はスタッフの宿泊代も取らずにロケに協力。
映画はヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。
映画ファンにとっては感慨深いものがありそうです。
「日本秘湯を守る会」会員。
温泉と映画と言えば、まず思い浮かぶのが「テルマエロマエ」。
古代ローマ時代。
浴場設計技師の主人公(阿部寛)はひょうんなことから
現代の日本にタイムスリップしてしまう。
そこで日本のお風呂文化にカルチャーショックを受けるというストーリ。
主人公が日本の露天風呂文化に魅力を感じるきっかけになったのがこの温泉。
河津温泉郷、河津七滝の一つ大滝を目の前に臨む露天風呂がたくさんあり、
中でも、滝壺の目の前でしぶきを浴びながら入る穴風呂が人気です。
ノルウェイの森のロケでも使われました。
→大滝温泉天城荘 宿泊レポ お部屋&お食事編 お風呂編
さらに、2014年春に公開予定の「テルマエロマエⅡ」のロケ地?
と噂される広大な混浴露天風呂のある宝川温泉です。
どんなシーンに使われるのでしょうか。
日帰りツアーでは、この宝川温泉と先ほどの法師温泉をセットで巡る
バスツアーが一番人気のようです。
バスタオル巻もOKですので、女性やファミリーも安心して入浴できます。
水上温泉郷は、冬はスキー、夏は激流ラフティング、バンジージャンプ、
谷川岳登山と、アクティビティも充実したエリアです。